不動産買取を選ぶメリット
不動産買取を選ぶメリット
仲介ではなく売り主が不動産買取を選んだときのメリットは、なんといっても素早い現金化が可能なことです。
一般的な仲介と違い買い手を探さないで業者と直接交渉をするので、買い手が出るのを待つ必要もなくて短期間で現金が出来て、ある不動産会社だと最短48時間で行ってくれるところもあります。
不動産買取だと査定金額に納得すればその場で買取金額も確定し、売却時期や引き渡し時期も明確なのでその後の計画も立てやすいです。
仲介のように買い手が出るのを待つ手間もなく、維持費や税金がかかる心配もないのも利点です。
売主と業者が直に取引をするのでネット広告などで宣伝をせず、近所や近隣に知られる心配もなく、仲介のように物件の内覧なども当然ないためその対応に追われることもありません。
売ってから一定期間内に雨漏りなどの不具合がおきたら、通常は売主が修繕費などを負担しますが、買取ならこの瑕疵担保責任や義務を負うこともないので無駄な費用もかかりません。
不動産買取の売り主側のデメリットについて
不動産売却の方法として大きく分けると、不動産業者による不動産買取と仲介の二種類があります。
不動産買取にはスムーズに手放せるなどのメリットもありますが、デメリットに関しても理解しておかなくてはなりません。
売却価格が相場よりも低くなるという点や、希望売却価格を売り主が自らで設定することができないという点が、大きなデメリットとなっています。
不動産会社側は仲介手数料という儲けが発生しないので、その分高く売る必要が出てきます。
そのことにより、仲介に比べると売却価格が低くなり、七割から八割程度の価格でしか買い取ってもらえないケースが大半です。
それ以前に買い取ってくれる不動産会社が少ないことも頭においておくようにしましょう。
買取可能となっている物件はある程度条件があり、それをクリアしていなければ買取対象にはならないケースも珍しくありません。
少しでも早く手放したい人には役立つ方法ですが、高くありたい人には向いていないことも忘れないようにしましょう。